4月7日(日)に行われた福山市議会議員一般選挙!
実は福山市議会議員にはOBの方も複数いらっしゃるのですが
今回の選挙で見事当選を果たし、その仲間入りを果たしたのが
今回のゲスト・橘高行格さん(平成11年度卒、特別進学コース)!
今回の選挙公報ポスター掲示版の一番の場所に貼られていたので
(ちなみにクジの結果とのこと)本校生徒の皆さんの中にも
「あ、見たことある人だ!」とわかる人もいるかもですね☆
橘高さんは本校を卒業した後、同志社大学法学部に進学!
大学卒業後後は「郷土に役立つ仕事がしたい」と考えて
福山市役所に入庁、介護保険や児童福祉、商業振興などの
業務に従事しました。
そんな橘高さんが政治の道へと踏み出す決心をして
19年務めた市役所を辞めた理由は大きく二つあり、
一つは30歳の時に市役所でヨーロッパの視察に行き、
ドイツのドルトムント市を見学したこと。
画像引用:サッカーだけじゃない!歴史ある産業都市ドルトムントの観光スポット17選 - skyticket 観光ガイド
ドルトムント市は鉄鋼の町として栄えていたのですが、
二つあった製鉄所が生産を中止、何とか町を立て直そうと
努力している姿を見て「これからの福山も大丈夫なのか?」
との強い問題意識を持ったそうです。
そしてもう一つは、3年前に愛娘を病気で亡くしたこと--
そこで改めて自分のこれからの人生を見つめ直す中、
亡くなった娘と同じ年代の子どもたちが大人になった時に
豊かな福山であって欲しい、そのためにこれからの人生を
捧げていきたいと考え、議員を目指すことにしたそうです。
その後は障がい福祉事業所の経営や行政書士の仕事を
しながら、神村・松永地区を中心に政治活動を展開、
地域の皆さんの意見を聞くため、一年間をかけて
のべ2万件を訪問するなど地道な活動を重ねた結果、
2,747票を獲得して見事当選を果たしました!
今回の選挙は定数38人に対し56人が立候補する
(合併に伴い全市域が一つの選挙区となって以降最多)
激しい選挙戦だったのですが、無所属の新人にして
30位での当選は立派な結果だと思います!
10年後、20年後にも備後の中核都市として福山が
発展していくためにはやはり地域の産業を活性化させ
雇用を創出することが一番大事だと考える橘高さん。
「日本版シリコンバレーを松永に」をスローガンに
今後も精力的に活躍してくれることと思います!
5月1日よりいよいよ市議会議員の任期がスタート!
この6月には初となる議会での一般質問も行っています。
福山の明日を切り拓くべくしっかりがんばってくださいね☆